車両の塗装剥離
〜鉄道事業部 運転車両部車両課 報告〜
数日前からIPAプールに漬け込んでおいた鉄コレのモハ103を引き上げ、ブラシで擦って塗装を剥離しました。
↓当鉄道の車両再塗装用のIPAプールです。ここに漬け込んで塗装を剥離します。
↓ボディーを塗装するためにガラス部分を外そうとしましたが、接着されており全然取れないので破壊しましたww
↑窓は、塗装後にプラ板で作り直します。バラしてみると接着されている形跡なしでした。なんであんなに固く固定されていたのか分かりませんが、外し方を誤ったのは確かかもwまぁいいか。
↓手持ちのマスキングテープが100均の安物ではがれやすいので、模型店でちゃんとしたマスキングテープを購入してから吹き付け塗装します。色は、安曇野電鉄標準色のシャインレッドとタンのツートンカラーです。
引き続き緑化
〜鉄道事業部 工務部土木課 報告〜
↓線路際まで迫る山の裾野の樹木を植栽します。カーブなので車両が通過する際に当たらないように確認しながら進めます。
↓東側の上高地方面へ登っていく切り通し部分の緑化ができました。
↓線路間にも雑草をイメージしてターフを試し撒きしました。なかなかいい感じです。後から線路間も緑化していきます。
↓霞沢駅2番線脇の線路に限界まで近い山すそにちまちまと植栽を続けます。ベースボードの大きさの制約からギリギリの線路配置になってしまいました。もう少し山の芯を線路から離しておけばよかったかもしれません。
↓でも、山が迫ってきて山奥の雰囲気になったかなとも思います。結果おーらいということでw
↓なかなかいい感じです。ホーム上屋をそろそろ塗装しなくてはいけませんね。上屋の屋根が少々スケールオーバーな感じなので、ミニチュアートのペーパークラフトに将来替えるかもしれません。
緑化工事開始
〜鉄道事業部 工務部土木課 報告〜
まずは材料の調達からです。IMON大井店にて、ウッドランドシーニックス社製のフォーリッジクラスター、ターフ、コースターフを各色購入しました。
↓フォーリッジクラスター(暗緑色と緑色)
↑このフォーリッジクラスターで山の木々を表現します。明暗2色の緑で、変化をつけます。
↓ターフ(褐緑色と若草色)
↑ターフは草地のベースとして撒きます。単色ではおもちゃっぽく見えるので、褐緑色を撒いた上に若草色を重ねて撒きます。
↓コースターフ(暗緑色と緑色)
↑ターフよりも粒が大きいので、ターフを撒いた上などに接着して草地に立体感を与えます。フォーリッジクラスターと同じ色に揃えてみました。
↓緑化を始める前に、前回バラストを撒いたモジュール北側の線路とバラストを塗装します。アクリル塗料のフラットアースを線路とバラスト全体に吹き付けて、次にレールにNATOブラウンを吹き付けて錆色の表現としました。
次はいよいよ緑化していきます。緑化すると雰囲気がガラッと変わり、実感的な情景になってきます。一番楽しい作業かもしれません。
↓フォーリッジクラスターの緑色を2〜3cmに手でちぎり、木工用ボンドで山肌にバランスを見ながら貼っていきます。このとき隙間ができて山のベースのプラスターが見えないように注意します。それでも少々の隙間ができてプラスターが白く見えるところもあるのですが、後からフォーリッジクラスターの破片を詰め込めば問題ありません。
↓フォーリッジクラスターの暗緑色もバランスを考えながら「植えて」いきます。
↓車両を置いて感じを確かめたり、線路に近い部分は走行に支障がないか確認しながらどんどん「植林」していきます。
ここで、木工用ボンドが無くなってしまい、植林作業は一時ストップです。
残り少ない木工用ボンドを水溶液にして試験的に北側の線路脇の一部にターフとコースターフを撒いてみました。
↓まずは、ターフを撒きたい部分に指で木工用ボンド水溶液を伸ばしていきます。
↓その上に重ねて若草色のターフをバランスを見ながら撒きます。
↓最後に木工用ボンド水溶液をスポイトで滴下して固定します。
↑いきなり撒いたターフの上に木工用ボンド水溶液を滴下するとターフに染み込まずに弾いて玉になってしまいます。そこで以上のような段階を踏むことで木工用ボンド水溶液が素直に浸透してくれます。
↓こんな感じになりました。これでもなかなかいい感じだと思いますが、立体感を持たせるために後日、コースターフをこの上に接着していきます。
不覚にも木工用ボンドの在庫がなくなり、作業は一時中断です。次回は、木工用ボンドを調達して緑化をさらに進めていこうと思います。
山の造成本格化
〜鉄道事業本部 工務部土木課 報告〜
いよいよ本格的に山の造成に入ります。
↓スタイロフォームの芯に新聞紙を丸めたものをマスキングテープで止めて肉付けしていきます。
↓次はプラスタークロスでの作業です。この作業は汚れやすいので、完成している線路部分等はカバーしてから始めます。
↓プラスタークロスの中身です。粗織布に石膏が塗ってあります。
↓このように被せて新聞紙とスタイロフォームの山を覆っていきます。
↓このように、まだベースボードやスタイロフォームが見えている場所は軽量紙粘土で覆っていきます。
↓豊科方面と上高地・飛騨高山方面の分岐地点を盛り上げて切り通しにします。すきまは紙粘土で覆われました。
↓モジュール北側の造成に着手します。
↓上高地方面へ登っていく線路沿いの北側に、梓川の流れを表現します。
↓線路面から川へ落ち込む部分を新聞紙でおおまかに形作ります。
↓これらを梓川になる予定の場所に置いて感じを確かめてみます。
↑少々スケールオーバーな感じですが、川のイメージが湧いてきました。上流部の渓谷を表現できればと思います。
水の製作にはいろいろな材料が考えられますので、検討中です。
霞沢駅本屋製作
〜鉄道事業本部 工務部施設課 報告〜
夜中にストラクチャーを製作します。さんけい製のペーパークラフトです。レーザーカットされていて非常に精巧にできています。さすが、博物館などに展示する模型を製作している会社ですね。
↓ストラクチャー製作工場w
↓カット完了。カットといっても数箇所のつなぎ目だけです。あとはレーザーで美しくカットしてあります。
↓窓などかなり細かい部分もきれいにレーザーカットされています。すごい!
↓カットした2枚の部品を張り合わせて壁になります。2枚それぞれの凹凸により、立体感がでます。
↓2枚の部品を接着剤で張り合わせます。
↑するとこうなり、壁になります。どうですか、この立体感。質感もとてもペーパーとは思えません。
↓こんなに細かい改札の部品もペーパーでできています。
↑細かすぎて、接着が大変ですが、こういう小物がディティールアップにつながるんだと思います。
↓屋根を乗せる部分です。この部分が壁の上に乗るのですが、後日LED照明を仕込むために壁との接着はしません。
↓最後に正面入り口屋根部分と本体を合体させて、別に組み立てておいた屋根を乗せて完成です。
いかがでしょうか?初めてペーパークラフトに挑戦しましたが、キットが良くできているので簡単に組み立てることができました。さんけいからは他にもストラクチャーが出ているので、今後も活用していきたいと思います。
主なストラクチャーも揃いました。次は山を本格的に造成していきます。
ホームのコンクリート表現(つづき)と山の造成
〜鉄道事業本部 工務部施設課 & 土木課 報告〜
つづいて、ホームをグレインペイントの深灰で塗装していきます。この作業は、何も考えないでどんどん塗るだけです。重ね塗りしてもむらになったりすることもありません。かえって質感が上がりそうなので、厚ぼったく塗ります。
↓
↓塗装後に所定の位置へ置いてみました。なかなかいい感じです。このホーム上には上屋と詰所が乗るのですが、上屋と詰所にはLEDを仕込んで、電灯を燈す予定なのでホームはベースボード上に固定しません。したがってバラストはホーム側には撒いてありません。少しおかしいですが、見た目に気にならないので、これでいいかなと思います。
↓ついでに電車庫の入り口部分と点検台?洗車台?(なんていうのか分からないw)もグレインで塗っておきます。
↓塗装前
↓塗装後、なかなかいい感じかな。
↓現在までの進捗状況を霞沢駅上空100mから当社ヘリで空撮しましたw
↓次はいよいよ(?)山の造成に取り掛かります。まずは、スタイロフォームをカッターで適当にカットして、山の芯になる部分を作ります。
↑これを積み重ねていきます。が、収納スペースの関係であまり高くはできませんので、山の斜面の一部分を表現したものとなります。
↓全体的に積み上げました。隙間は、新聞紙などを丸めて突っ込みます。その上にプラスタークロス(石膏の塗ってある粗織布)を貼っていく予定です。
↓モジュールのベースボードが狭いので、山の高さだけでなく奥行きもとれません。そこで、山はモジュールの中央でレリーフ状に表現します。丁度モジュール中央に山の背景板があるような感じで、モジュールの南北のシーンを視覚的に分断します。
↑モジュール西側(モジュールを霞沢駅からみて奥を北と設定しています)から見たところです。ご覧の通り薄っぺらな山ですww南北から見れば山の斜面の一部に見えるようにします。実際に走らせて遊ぶ時は、目線も下げて近づけてモジュールを見るので、問題ないと思います。
↓モジュール南側は霞沢駅のシーン
↓モジュール北側は上高地・飛騨高山方面の中の湯信号所へ向かう途中のシーン
↑この北側シーンは、梓川沿いに線路が走るシーンを表現したいと考えていますので、線路のさらに北側の一部分に梓川の流れの一部を作る予定です。